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Formula Challenge Japan 第3,4戦 レースレポート


概要

 富士スピードウェイで行われた、フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン第3戦、第4戦の結果をご報告させて頂きます。先立って行われた富士スピードウェイでの合同テストでは計2回のセッションで7番手を獲得でき、開幕戦の時よりも自信を持って挑むことができました。しかし、同様にライバルたちも手強くなっており、一瞬たりとも気が抜けない僅差の戦いとなりました。レースデビューから3戦、4戦目を経験し、経験の少なさ故のミスがありました。たくさんの反省点を見出し、自分の弱い部分を知ることができたので、次回のレースが楽しみです。

8月5日(土) 第3,4戦予選

FCJ2006 富士スピードウェイフォト1 FCJでは金曜日のセッションからタイヤは2セットしか使えないので、大概のドライバーは予選1回目でニュータイヤを装着します。快晴の富士スピードウェイにコースインし、まずは5周して感覚を掴んだところでクーリングラップを挟んでタイムアタックをしました。完璧にはいきませんでしたが、43秒台まであと一歩となりこの時点で7番手タイムでした。もう少しで上位5台に手が届く実力が付いてきたと思います。最終ラップまでアタックを続けましたが僅差で逆転されてしまい、結果9位となりました。

 10分のインターバルを挟んで行われる第4戦予選では、路面が汚れたりすることがないので、1周目からハードプッシュしました。クリアラップが欲しかったので、いの一番にピットアウトし、一番にコースインすることができました。今回のレースは、開幕戦の鈴鹿でリタイアしてしまったので、走行距離を稼ぐため全セッションで一番にコースインをすると決めて、他のドライバーよりも早くマシンに乗り込んで準備をしていました。ライバルより1周でも多く、と心掛けたのでこの点は良かったと思います。

 走り出してすぐのアタックラップ1周目に、170km/hでクリアしていくコカコーラ・コーナーでリアが滑ってしまい、そのままカウンターステアをあてて縁石に乗ってしまった影響でマシンのアームにダメージを負ってしまいました。それからは強烈なアンダーステアでタイムは1分45秒台で頭うちになってしまいました。右フロントのアームが曲がってしまったことが原因で、ハンドリングとマシンバランスが大きく崩れてしまいました。結果、第4戦は20番手。自分のミスで自分の首を絞めたということが良く分かった予選でした。

8月5日(土) 第3戦決勝

FCJ2006 富士スピードウェイ2 公式予選終了後、第3戦決勝が行われました。スタートは右後方から1台に抜かれてしまいましたが、100Rで抜き返し、さらに前車のミスブレーキングに乗じて6番手までジャンプアップすることができました。しかしネッツコーナーにて、後続に無理矢理インを刺され、立ち上がりで全くラインを残してもらえず、コース外まで押し出されてしまいました。すぐに切り返しとなる最終コーナーでは、後続を抑えつつ、少しでもホームストレートに向けて速度をのせることができるラインをトレースしようと努力しましたが、速度の伸びを失っていて成す術なく数台に抜かれてしまいました。その後は見せ場を作ることが出来ず、前方は4秒、後続は6秒離れた一人旅となり10位でフィニッシュしました。懸命に走りましたが、相手にペナルティがなかったことには不満が残りました。このレースでの課題はベストラップが遅かったことです。しかし、初入賞を3戦目で記録できまずは一安心しました。

8月6日(日) 第4戦決勝

FCJ2006 富士スピードウェイ3 レースは20位からのスタートでしたが、シングル圏内でのフィニッシュを目指しました。スタート直後の混乱が起きる1周目で、少しでも多くの車を抜くことがキーポイントになると思いました。6000回転ほどで回転を留め、エンジンストールさせないように全神経を集中させ、シグナル消灯の抜群のタイミングで発進しました。強烈な牽制に阻まれましたが縦横無尽にコースを使って、ポジションをあげていきました。このレースでは、インからもアウトからもオーバーテイクを成功させ、レースの1周目は11番手でホームストレートを通過しました。オープニングラップの1コーナーでクラッシュがあった影響で、ホームストレートではイエローフラッグが提示されていました。イエローフラッグは追い越し禁止なのですが、後続がスリップストリームを使い自分を抜いていきました。1コーナーの手前250m付近で、抜いていった相手が黄旗に気付いてバックオフするような動きを見せ周囲が混乱し、1コーナー回ったところで何故か前車が加速せず追突してしまいました。この影響でダンパーのボンネットがめくれ上がってしまい、前が見えなくなってしまったのでピットインしました。もう一度走り出すつもりだったのですが、スペアパーツがなかったのでリタイアしました。今回のレースは、2レースとも予選順位から大幅なジャンプアップが出来ましたが、納得のいかないレースとなってしまいました。中団からのスタートも、上手くすり抜けていく技術はあると思いますが途中でリタイアしてしまったことが残念でなりません。特に、プロセスはどうあれイエローフラッグ区間での接触はとても危険なもので、以後絶対にしないようにと思います。 今後ともご指導、ご声援の程を宜しくお願い致します。

フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン
FTRS中谷塾FCJ カーナンバー24 稲垣 智彦