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Formula Challenge Japan 第7,8戦 レースレポート


概要

 前回の第5戦・第6戦は怪我のため欠場してしまったので、今回の復帰レースをとても楽しみにしていました。事前に行われた合同テストでは総合13位という結果で、怪我の影響で体力面での課題も多かったのですが、stop and goのツインリンクもてぎのコース特性は車の操作方法を良く学ばせてくれました。最終戦の鈴鹿に向け、優秀の美を飾れるように結果を残したいと思いました。

10月20日(金) 公式練習

FCJ2006 もてぎフォト1 合同テスト時からようやく良い感触を得たので、それなりに速く走ることができるようになったことで内圧の数値も今まで以上に良いところを試し、理解できようになりました。前回のレースを欠場したこともあり、気候の変化もあるのでタイヤ内圧をリセッティングしてデータ取りしていきました。1本目は合同テスト時と同じく、7番手でセッションを終え良い感触でした。2本目のセッションの最後にユーズドタイヤでタイムを出す目的でタイヤ内圧を合わせたのですが運悪く赤旗終了となってしまいタイムが出せませんでした。タイヤは痛めることなく綺麗に磨耗させることができ、ラップタイムも安定し、自分で良し悪しが分かるようになったのでかなり進歩したのではないかと思います。この日は帰宅前にマシンに電気系統のトラブルを発見し、もし発見していなかったら予選に出走できない事態となっていたのでメカニックさんやエンジンメンテナンス担当の方に感謝しています。

10月21日(土) 予選

FCJ2006 もてぎフォト1 予選は1回目からニュータイヤでアタックしました。合同テストではブレーキングでタイヤを壊してしまう事があったので、もう1セットとのマイレージを出来るだけ均衡にしようと思い、このまま2回目の予選と第1戦を戦うことにしました。走り初めからはコースアウト車両によるイエローフラッグ提示が多くアタックできませんでした。セッション終了までの3周程がアタックタイムになり、1’54.189でまずは4番手に入りました。ラストアタックに入りましたが自分はミスによりタイムを更新できず、その差僅か0.05秒差で8番手に落ちてしまいました。53秒台に入れる手応えがあっただけにとても残念です。しかし、これまでの予選最上位を獲得できたので決勝に向けて闘志を滾らせました。特に、怪我からの復帰で、長らくレースから遠ざかっていたので、とても嬉しかったです!

 10分のインターバルを挟んで、2回目の予選が開始されました。これまでの予選は、車を乗りこなすことが出来ていなかったので、「とにかく走って赤旗になってしまう前にタイムを出さなくては」という思いが大半でした。今回は車をどのように動かすと速いのか、またコーナーひとつをとっても体感で速いと感じる事がより出来るようになり、その際の操作にも反映させることができるようになったので今までよりも走りを噛み締めながら冷静に走ることができました。まず予選1回目のラップタイムを早めに記録しておくことを目標に走り、ほぼ同タイムの1’54.249を記録しました。それから更にタイムアップを狙ってアタックを続けましたが、セクター1・2でベストタイムを刻むものの1周をまとめきることが出来ない周回が続き、次第に前車に追い付いてしまいました。ここで最後の一周に勝負を賭けてクールラップを入れましたが、ギリギリで間に合わずチェッカーが降られてしまいラストアタックを行えませんでした。結果、14番手となりました。もう少し早めに状況判断をしてクールラップを入れることができれば、もう少しチャンスが広がったと思っています。

10月21日(土) 第7戦決勝

 怪我からの復帰戦ということもあり、レースがとても楽しみでした。スターティンググリッドはレーシングラインではない方のグリッドだったので、フォーメーションスタート時に敢えてホイールスピンさせ、グリッドを掃除しました。

 シグナルレッド点灯、消灯でスタート! スタートは完璧に決まって、1コーナーまでにトップ3台の左後方・5番手まで順位を上げました。しかし、第1コーナーのブレーキングでトップ3台が接触し、横転する大クラッシュが起きました。コース右端から目の前を減速しながら横切っていったため、フルブレーキングをしてターンインしている最中では逃げ場が塞がれてしまい、巻き込まれてしまいました。この時点でイエローフラッグが振られ、すぐにセーフティーカーが導入しましたが、コースへの復帰も遅れ8番手まで順位を下げてしまいました。3周のセーフティーカーランが終わり、レース再開。レーシングスピードに戻ると、前のマシンのペースに全く付いていけず順位を落とすことになってしまいました。接触の影響でフロントウィングの左フラップと翼端版が地面に擦っていて、マシンがノーズダイブしない状況だということが分かりました。(ストップアンドゴーのコース特性を持つツインリンクもてぎでは、特に左フロントタイヤに荷重移動が必要) ブレーキで止まらず、コーナーで曲がらず、わずか2周の間に13番手まで順位を下げてしまいました。咄嗟の判断でブレーキバランスを変え前を追い54秒台に入れましたが、タイヤ内圧が上昇し、ひどいオーバーステアになってしまいました。しかし、11周目にたたき出したベストラップは、4番手付近のマシンにも十分肉薄できるタイムだったことが唯一の救いで、14番手でなんとかこのレースをフィニッシュできました。フロントウィングは破損し翼端版が大きく削れていて、レース後半にペースを取り戻せた理由は翼端版が削り取られてノーズダイブが正常に行えるようになったからでした。
 予選での順位を活かしきれずショックでした。このレースは、スタートで全てが決まってしまったと思います。

10月22日(日) 第8戦決勝

FCJ2006 もてぎフォト2 スタートの動きだしは抜群でしたが、シフトアップ時に2速に入らず、順位を下げて1コーナーに入りました。しかしすぐに順位を挽回し、周回を重ねていきました。とにかく、今回はマシンに不具合があろうがなかろうがレースペースが良く、すぐ前に詰まってしまう感じでした。そのことで気が抜けてしまったのか、4周目の下り90度コーナーのブレーキングで前車に近付きすぎてしまい、回避しようとバランスを崩しかけたところでシフトロックをしてコースオフしてしまい14番手走行中にリタイアとなりました。昨日のレースもそうですが、組み立てた良いレースウイークがどんどん崩れていってしまいました。とにかく悔しい、そしてなかなか完走できないことに苛立ってしまいました。負けずとファイティングスピリットをしっかり持って闘っていきたいと思っています。残るは最終戦鈴鹿のみとなります。絶対に諦めずに結果が残せると信じて努力してまいりますので今後とも宜しくお願い致します。

フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン
FTRS中谷塾FCJ カーナンバー24 稲垣 智彦